不妊症・不育症の鍼灸治療 女性のための鍼灸サロンvvB

不育症

不育症(流産・早産)の鍼灸治療

胎児の染色体の異常や非常に激しい運動、転倒、また精神的に大変大きなショックを受けてしまうなどの明らかな原因がないのに流産や早産を繰り返してしまうことがあります。

このような原因不明で繰り返す流産や早産を防ぐためには、まずは母体の健康状態を良好に保つことが大切です。 東洋医学には安胎薬と呼ばれるものがあるほどで、胎児に影響を及ぼす母体の体質を改善させるのに適しています。

鍼灸治療の方針

母体が、冷え性・むくみやすい・疲れやすいなどの体質を持っている場合、これを放置していると胎児に悪影響を及ぼします。鍼灸治療の方針として、これらの体質を改善し母体の健康を維持することを第一としています。

体の冷えを改善

体が冷えると血行が悪くなり、胎児に十分な栄養が届かなくなるため、胎児の発育に悪影響を与えます。この場合は、体を温め、母体の安定を図ります。特に冷え性の人はもともと体が丈夫ではないことが多いため、体全体の活力を高めることも目標にします。

水分代謝の改善

体の冷えの原因が、水分代謝の悪さに起因していることもあります。水分代謝が悪いと下半身に冷えの症状が出やすく、妊婦にとって禁物の腰の冷えをもたらします。水分代謝を促し、体を温めて、母体の安定を図ります。

生殖器機能の正常化

お腹にある中極という経穴や、足にある然谷への灸をします。 中極も然谷も生殖器の機能を正常に保つ働きがあるため、流産・早産の防止に役立ちます。

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