眼精疲労と疲れ目
眼精疲労と疲れ目の違い
よく"眼精疲労"も"疲れ目"も同じと考えられてしまうことがあります。確かにこれら2つの症状の間にはハッキリとした境界はありませんが、一般的に眼精疲労と呼ばれるものの方がはるかに症状が深刻です。
眼精疲労と疲れ目の一番の大きな違いは、長時間画面を見なくても症状が現れるかどうか、またその症状が眼だけにとどまらず、頭や肩など他の部位にも症状が現れるかどうかという点です。
眼精疲労になると、たったいま画面を見始めた(本などを読み始めた)ばかりなのに、すぐに眼がチカチカしてまぶしく感じたり、眼が乾いてショボショボとしたり、眼の焦点(ピント)がなかなか合わなくなったりなどと眼にいろいろな症状が現れるほか、首と肩が異常なほどに凝って痛み、頭痛や眼痛も起きたりするなどということもあります。
さらに症状がひどくなると、普段からずっと目が疲れていたり痛かったりするほか、画面を見るだけで吐き気が湧いてくることさえもあります。
眼精疲労の主な症状
眼精疲労の主な症状は次のとおりです。思い当たる症状はどのくらいありますか?
- かすみ目・ぼやける
- まぶたが重い
- 充血
- 眼痛(眼の奥の痛み)
- ドライアイ
- まぶしく感じる
- 視力低下
- 吐き気
- 肩コリ
- 頭痛
- 不眠
- 胃痛
- 免疫力の低下
- 風邪をひきやすい
- 倦怠感
- ストレス増加
- 心理的不安定
ではそんなつらい症状を引き起こす眼精疲労の原因は何なのか、次のページをご覧ください。