むくみ(浮腫み)
むくみ(浮腫み)
むくみ(浮腫み)は小顔の大敵ですね。小顔になるためには血行促進と水分代謝アップが欠かせませんが、特に顔だけではなく全身の代謝をアップすることが大切です。フェイシャルマッサージや美容鍼(美容針)治療などでむくみを軽減できますが、ご自身でむくみを軽減する方法をご紹介いたします。
むくみの主な原因はリンパ液の流れ
皮膚のすぐ下にはリンパ管があり、その中を流れるリンパ液が老廃物を集め、体外に排出されます。血液は心臓がポンプの働きをしているので、流れが滞ることはないのですが、リンパ管にはポンプの役目を果たしてくれる器官がないので、筋肉を収縮させることでポンプ作用を得て、リンパ液の流れを助けています。しかし、運動不足や疲労、睡眠中はリンパの流れが悪くなり滞ってしまいます。こうして老廃物が排出されなくなることでむくみ(浮腫み)が起こるのです。
むくみの解消方法
半身浴
小顔になるためには、リンパ液や血液の流れをよくすることも大切です。そこで、ぬるめのお湯にじっくり浸かる半身浴をして、リンパや血行の流れをよくしましょう。半身浴は、胸の下辺りまでお湯に浸かるのか効果的です。体のリンパや血液の流れがよくなり、むくみも取れ小顔効果が得られます。できるだけ毎日半身浴を続けましょう。
温冷熱刺激
むくみの解消には体の代謝をよくすることがとても重要です。朝、冷水とホットタオルなどで強制的に顔の血流を良くするようにしましょう。水分代謝を良くするため、顔の毛細血管のすみずみまで栄養が運ばれるように、イメージをしながら意識して続けてみてください。
温かい食べ物
冷たい食べ物や飲み物をとることが多いと、消化が悪くなり水分が蓄積されやすくなります。消化が悪いと運動不足にもつながることになり、ますます血行が悪くなりむくみとなって現れてきます。特に夏場は要注意です。なるべく温かい物をとるようにしてください。
ツボ押し
お風呂に入った時は体が温まり新陳代謝もよくなるので、小顔効果の期待できるツボ押しの絶好の機会です。よく治療で使うツボをご自分で押してみましょう。
- 下関(げかん):頬の骨の下にあるくぼみ
- 迎香(げいこう):小鼻のすぐわき1cmあたり
- 頬車(きょうしゃ):口をあけるとくぼむ、エラのすぐ上のくぼみ
これらのツボを、指の腹を使って軽く押しましょう。それぞれ3秒づつ、3回ぐらいが目安になります。最後に、両手親指で頬車を、下関を人差し指で押しならがら、 口を大きく開閉し、終わりましょう。ツボを押す時は、あまり力み過ぎないように、気をつけてください。