冷えとむくみ

毎日暑い日が続いていますねーこの湿度と暑さが重なると身体って結構つかれるんですよね。おまけに室内温度と外気温の温度差がありすぎて「何となく不調」を感じるのもこの時期ではないでしょうか?

最近サロンでよく聴く声としてあげられるのは、身体が重くてだるい、脚がむくむ、疲れやすい、などといった症状です。

このような症状が出ている方に診ていただきたいのが「舌」です。
鏡を見ながら思いっきりべーっと舌をだしてみて下さい。

  • 舌辺の部分に歯形がついていませんか?
  • やや白っぽい苔があり、舌全体がぼてっとして肥大していませんか?

ご自身でチェックしてみてください。ほとんどの方が当てはまるのではないでしょうか?

舌診では、このような舌の状態を「気虚水毒証」と言っています。身体が冷えて水液が体内に溜まっていることを示します。

医学博士 石原結實先生の著書によると、「冷え」と「水」と「痛み」が非常に関連していて、水は人間の身体にとって最も必要なものですが、摂り過ぎると身体を冷やして害にもなります。女性に多い下半身太り、むくみの原因も冷えと水が大きく関係していて、むくんだ下半身が冷えると血液は上半身に昇り、動悸、イライラ、不眠症、肩こりなどの痛みの症状を引き起すので、水分を摂り過ぎず身体(特に下半身)を温めることが大切です。 と書いてあります。

今日のような湿度の高い暑い日は冷たい飲み物を飲みたくなりますが、摂取しすぎると消化機能がますます衰え、水分の代謝も悪くなります。胃に水が溜まると消化不良の状態になってしまい、せっかく食べた栄養も体内に取り入れられなくなります。
こうなると、元気がなくなって、疲れやすくなったり、食後すぐに眠くなったりするのですね。

最近調子が悪いなーと思っている方は、この時期こそ

  • 温かい飲み物を飲んで、生姜やニンニクなど体を温める食べ物を積極的に摂ること。
  • 電車やバス、職場など、キンキンに冷やしている場所では上着や下着でしっかり冷えから 身を守ること。
  • 適度に身体を動かして汗を流すこと。
  • シャワーではなくゆっくり湯船につかること。

などを心がけてみてくださいね。

腎臓の休息

突然ですが、以下の項目が思い当たる方いませんか?

  • 朝が苦手
  • 同じ6時間睡眠でも、スッキリ起きれる朝・スッキリしない朝がある
  • 沢山寝たのに怠い

それは腎の機能が衰えているからみたいです。
「みたいです…」と言うのは、私が通っているルーシーダットンの先生がレッスン中に話していた内容だからです。

臓器はそれぞれ自分達の時間を持っているらしく、 その時間に臓器を休める事が大切みたいです (腎臓の場合は23ー2時)。 ということは、深夜3時に寝たとすると腎臓は休む暇が無く、徹夜で働き続けているに等しいのです。それは辛いですよね。皆さん、自分に置き換えて考えてみてください。

私は徹夜なんてまず無理です。それが週に何回か、もしくは何日も続いたり、したら…それは辛いですよね(>_< )。夜更かしをすると言う事は、それだけ腎臓を酷使してることになるのです。

身体は老廃物を排泄する手段として水分と一緒に尿として排泄します。その尿を生成する腎臓が疲れていたら、水分代謝は低下し身体の水分が滞り、浮腫・冷えの原因になります。

腎臓を正常に働かせる為には、腎臓が休憩を欲している時間にはきちんと休ませてあげること。そのためには特別な用事がなければ23時には就寝することが大事です。腎臓にきちんと休憩を与え、元気に働いて貰う事が 身体の不要な老廃物を無駄に身体に溜め込まず、疲れにくい身体を作る近道になるのでは無いでしょうか。

春は三寒四温と言う言葉があるように、気候も不安定だったり 社会面でも色々と環境が変わる時期なので 疲れも溜まりやすい季節だと思います。

ただでさえ リズムを崩しやすいこの季節。なんとなーくテレビを観て 気が付いたらこんな時間!!と言うような 夜の時間をお過ごしの方は、少し就寝時間を意識してみてはいかがでしょうか。

風邪を引いてしまいました…

こんばんは、今日は冬に戻ってしまったかの様な寒さでしたね。皆様風邪など引かず元気にお過ごしですか?こういう寒暖の差が激しいときには体調を崩しやすいものです。

普段元気なだけがとりえの私も、先日風邪を引いてしまいました。その日は仕事から戻り、夕食を作っている間中寒気がしていて、「もしかしたら風邪引いちゃったかなー今日は早く寝ちゃおう」なんて思ってるうちに、背中にゾクゾクッと強烈な寒気が襲ってきました。そういう時は服を何枚重ねても寒いもので、手足が氷のように冷たく布団や毛布をかけても中々温まりません。

夫にお願いして、頚にある大椎(だいつい)、風門(ふうもん)の経穴(ツボ)に棒灸を皮膚が熱く感じるまでしてもらい、熱いお湯に冷えきった足を入れて(足浴)しばらく我慢していると、背中と足の両方からフワーッと身体が温まりはじめ、今がチャンスとお布団に入った瞬間に、あっというまに眠りに落ちていました。

夜中に熱が少し出ましたが、翌日には仕事に行ける程度にまで回復したのも、お灸と足浴、そして夫の献身的な?看病のおかげだと思います(^^)

棒灸の変わりに、市販のせんねん灸、ドライヤーなどでも代用できます。くれぐれも火傷に注意して下さいね。

  • 大椎
    首を前に傾けたときに出る骨のすぐ下にあるツボ
  • 風門
    首を前に曲げたときに出る骨から3つ下の背骨の真下を見つけ、そこから左右に3cmいったところにあるツボ

寒いですねー

こんばんは、今日は肌寒い一日でしたね。確か2,3日前までは日焼けをしてしまうのではないかと心配なほど良いお天気だったのですが…

こういう季節の変わり目は年齢、性別関係なく身体の調子が崩れやすいですよねー
普段元気一杯の主人が珍しく朝寝をしたかと思うと、早々と夕方から布団に入りぐっすりと眠り続けています。主人の身体が気温に合わせてリセットしようとしているのかもしれませんネ。

今日はこの季節の変わり目を元気に乗り切る経穴(ツボ)をご紹介します。

  • 湧泉(ゆうせん)
    足の裏にあり、足の指を曲げるとくぼむところを親指で強く押してください。
  • 労宮(ろうきゅう)
    手のひらのほぼ中央にあるくぼみを4~5分刺激します。自律神経を安定させる特効ツボです。
  • 足の三里(あしのさんり)
    膝を曲げ、外側のくぼみから足先にかけて指4本分のところを強く押してください。全身疲労を回復させる効果があります。

最後に大きくゆっくり深呼吸をしながらゆっくり肩をまわしたり、腕を上に上げて大きく伸びをしてみてください。身体の力が抜けたら終了です。日々の疲れを貯めないことが何よりの健康法です。明日も一日寒いようですので襟元までしっかりあるお洋服でお出かけください。