女性のための鍼灸サロンvvB

よくある質問(FAQ)

肝は蔵血作用といって全身の血液を貯蔵する作用を持っています。安静時には四肢に向かう血流量が少なくなり、活動時には貯蔵している血液を速やかに四肢にほどよく分配します。肝が弱ってこの働きがうまくいかなくなるとめまいや頭痛が起こったり、月経の異常が起こります。

また、「肝は疏泄(そせつ)を主る」と言われ、これは肝が気や血の流れを円滑にする働きがあるということを指しており、気や血をが順調に身体を巡らせることで、精神状態が安定し消化機能の助けになります。肝の疏泄機能がうまくいかなくなると、気や血が停滞し、精神的抑うつ、イライラして怒りっぽいなどの症状が出て、同時に消化機能も悪くなります。

肝の気が鬱結(停滞)し気滞の状態になり、気の巡りがさらに悪くなると、それに連動して全身の血の巡りが悪くなり血瘀の状態になります。原因としてはストレスの他に、冷え、睡眠不足などが考えられます。

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