不妊症・不育症の鍼灸治療 女性のための鍼灸サロンvvB

不育症

子宮奇形

子宮奇形は反復流産の原因になりうると考えられています。

胎児期に子宮が発生してくる過程で左右二本のミューラー管が正中で癒合し、1つになった場所が子宮になり、2本のままの場所が卵管となります。この癒合が不十分であると、子宮が2つある重複子宮や、子宮内腔2つに分かれた双角子宮などの子宮奇形が生じます。

左右子宮内腔を分ける中隔部分に胚が着床すると、うまく発育できず反復流産になると考えられ、子宮奇形を治す多くの手術が行われてきました。

しかし子宮奇形があっても健康な赤ちゃんを産むケースも多く、現在日本では子宮鏡を利用した経子宮頸管中隔切除のみが手術として実施され、開腹して子宮に大きな手術をする奇形修復術は、むしろ不妊症や流産の原因になるとされてほとんど行われなくなっています。

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