東洋医学では、更年期障害は腎気の減少と共に、天癸 (てんき:性ホルモンのようなもの)が少なくなり、更に衝脈・任脈の働きが弱まって月経が停止することで起こる一連の症候群とかんがえています。
また更年期障害には腎、肝、脾、心の四つの臓の働きが関係し、これらの臓の気のバランスが崩れることでさまざまな症状が起こると考えられています。
腎が衰えると活動力が低下し、免疫力の低下や身体全体の老化現象が加速します。
肝が弱ると気や血が停滞し瘀血が発生し、主に精神的抑うつ、イライラして怒りっぽいなどの症状が起こります。
脾は「運化」、「昇清」、「統血」の3つの働きを持ち、この3つの働きのバランスが崩れるとむくみ、消化不良、全身倦怠感、血尿、不正性器出血などが起こります。
心の異常は特に汗に現れます。
更年期障害の治療では、まず全身の気血の調整を目的として行い、それと共に各臓のバランスを整えることも合わせて施術していきます。症状やその人の体質などによって多少の違いはありますが、治療に使う主なツボは次のとおりです。
通っていただくペースとしては、2週間に1度が理想的で、効果が出るまで2~3ヶ月は必要となりますので、ゆったりとした長い目で効果を期待してください。
更年期障害でお悩みの方は、まず食べすぎないことを心がけましょう。摂取するカロリーは、約1500~1800kcalを目安に、なるべく多くの食品を組み合わせ、数種類のメニューを食べるようにしましょう。
また、夜更かしや飲酒は自律神経の安定を妨げるので、規則正しい生活を心がけましょう。
不安感が強いときは手のひらにある労宮を自分で押すのもおすすめです。
更年期はご自身の人生を楽しむ第2の人生のスタート地点であると言われています。そんな時に、身体の不調で行きたい場所に行けなかったり、やりたいことができず、更年期に入ったことを自覚して、落胆と同時にお身体の変化に困惑してしまうかもしれません。しかし更年期を第2の人生を豊かにするための準備期間だと考えて、ゆったりと過ごすようになるべく心がけていただけたら良いと思います。
私たちは、その準備期間にストレスの解消や自律神経のバランスを整えて、更年期障害と上手に付き合っていくお手伝いをさせていただきたいと考えています。
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